統失女の育児・闘病日記

統合失調症&双極性障害である「あやな」の育児・闘病日記です。

つわりで生命の危機

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何度も死を望んだ

 

今、飲んでいる薬のメモ
・レクサプロ錠10mg(2錠) 抗うつ剤
・ブロムペリドール錠1mg(2錠) 統合失調症の薬
・ラミクタール錠25mg(2錠) 双極性障害の薬
アモバン錠7.5mg(1錠) 睡眠薬
・【頓服】ロラゼパム錠0.5mg(1錠) 精神安定剤

 

つわりというものは恐ろしいものだった。前回、記事を書いたときには想像もできないような苦しみが私を襲った。

まず、お風呂が辛くなった。体が温まると気持ち悪さが増すのだ。その日から寒いのを我慢して半身浴に切り替えた。

次に、日に何度も吐くようになった。食べられそうなものがわからない上に、食べられるものが毎日変わり、胃が気に食わないものを食べてしまった途端に吐くのだ。

昼食は比較的に安全に食べることができたが、食後の気持ち悪さと言ったらなかった。逆流性食道炎を防ぐために食休みをしてから昼寝をするのだが、その食休みの時間が地獄だった。

夕食は驚くくらい受け付けなくなった。そもそも食べられないほど気持ち悪い日が増え、水さえ飲めなかった。脱水症状を危惧して水分を取るも、胃液ごと吐き出す始末。

そうして夕食をまるごと出すので、夜中に空腹で目が覚める。何かを食べないと絶対に眠れなくなる。なので、しかたなく何か食べるのだ。歯を磨いた1・2時間後に食事を摂る虚しさ。虫歯への心配。夜中に一人起きる孤独。

ピーク時には夜食も吐いた。泣いた。

 

そんなこんなで毎日苦しんでいたら、生きていることをやめたくなった。

こんなにつらい思いをあとどれだけ我慢しなければならないのか?泣いた。気がついたら包丁を握っていた。

しかし、これはおかしいのでは?と思い、一旦頓服薬を飲むことにした。そのことで冷静になれたのか、死んではいけないと思い直した。

包丁を握ったのはこの日だけだが、死ぬことを考えたのはこの日だけではない。辛くなるたびに、刺殺や絞殺での自殺を思い描いた。

そのうち、「自殺未遂はしたいけど本当に死にたくはない」と思うようになった。周りの人間に、いかに私が苦しんでいるかを理解してもらえば頑張れると思ったのだ。

私は自殺するなら首吊りと決めているのだが、それでは本当に死んでしまう可能性がある。包丁で刺すのは加減ができそうだけど、痛いのが怖い。

結局何もできなかった。意気地なしだから。

 

更に恐ろしいことが起きた。夜中に目が覚め、耐えられないような気持ち悪さが続くのだ。それは再び眠りに落ちるまで続く地獄。布団の中で暴れる私を、旦那がなだめてくれた。

気持ち悪さから逃れるため眠りにつくことが慰めだったのに、中途覚醒を恐れて眠りたがらなくなった。

逃げることすら許されない。

正気を失い、苦しみから逃れるたびに自傷行為を繰り返した。

このままではダメだと思い、精神科に睡眠薬をもらいにいった。そして処方されたアモバン錠。妊婦には割とNGな薬らしいが、躊躇している余裕はなかった。

薬を飲んだ日、私はすぐさま眠りについた。……が、夜中に目が覚めた。2回も。幸い、その日はあまり気持ち悪くなく、比較的すぐに眠りについた。

その次の日も、そのまた次の日も、すぐに眠れるが目は覚める。調べたらそういう薬だった。寝付きを良くするだけのものだったのだ。

私はがっかりしたが、寝付きが良くなるものそれはそれでありがたいので、薬を変更するかどうかは次回の通院で相談することにした。

 

12月に入ってから毎日最低1回、最高5回吐く生活。

この苦しみから開放されたら、一月は贅を尽くした食生活を送ろうと思う。

 

 

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