どうにかケンカせずにお互いの妥協点を見つけられた。
「息子くんが3歳くらいになるまでは毎日来るよ」と言っていた父だが、なんとか話をつけてきた。
私が元気な日は保育園にお迎えしたあと実家に行き、息子と父とのスキンシップタイムを5~10分作り、息子と私が自宅に帰ってワンオペ。(1~2ヶ月は続ける)
元気がない日は保育園にお迎えしたあと自宅に帰り、父に来てもらい一緒に育児をする。
なんでこんな事になったかというと、父曰く「信頼関係があって心の拠り所である俺と息子くんをいきなり引き離すと、息子くんに大きなストレスを与えることになる。5~10分でいいからうちに来てくれ」とのことで、それを飲めないならダメだという雰囲気だったからだ。
私も「まぁ、それくらいなら……」と思い了承した。ちょっと手間だが仕方ない。父が自宅にいる中、離乳食を与えるのが見張られているような気がしてストレスになっていたので、早くワンオペ育児をしたかったのだ。
久しぶりのワンオペ育児は大変だけど気楽、といった感じだった。息子が発熱して保育園を休んだ日も、一人で息子のお世話ができた。ちょっとくらい手を抜いてもいいや、なんて気楽な気持ちだった。
「な~んだ。私ってちゃんとママできるんだ」なんて思ったりもした。体調さえ良ければ、普通に育児ができる。喜ばしい発見だった。数ヶ月も誰かと一緒に育児をしていたため、ワンオペなんてできなくなってると思っていたが、そんなことはなかったようだ。
これからは体調を気にしつつ、普段は父の手を借りなくてもすむように、具合が悪いときだけ頼るようにしていきたい。