地獄の始まりか……?
元旦の地震で怖い思いをしたのか、息子は3人でお風呂に入りたがるようになった。
2日に初詣に行き、家族3人でみくじを引いたところ、私は大吉、旦那は吉、息子は中吉だった。転居の部分が私は「遅れると不利になる」、旦那と息子は「急ぐ方がよい」と書いてあり、安心して引っ越せそうな結果だった。
息子は4日から登園させたのだが、次の日から登園を渋るようになってしまった。その日は私は病院で、旦那は有休取って引っ越しの見積もりをしてもらう日だった。
「シールあげるよ」「来週ならいいよ」「保育園の玄関までパパと一緒に行こうか」などなど、色々行っても「やだ!!!」で困ってしまった。
「どうしたら頑張れる?」と聞くと「ポケモンもってく」と言うので、「わかった。保育園までポケモンのぬいぐるみ持っていこうか」と言っても、なぜか「ほいくえん いかない!!!」と拒否。こんなやり取りを10回くらいやった。
どうして保育園に行きたくないのかを聞いたところ、「やらなきゃいけないことが たくさん あるし、めんどうくさいし、かえるの おそいから イヤ!おうちの おもちゃで パパと あそびたいの!」とのことだった。「ママの びょういん ついていく!」や「パパの おしごと てつだう!」と言ってとにかく拒否。本当に困った。
結局、保育室まで旦那も一緒に行くことで登園してくれた。保育室に行くとケロリとした顔でバイバイができた。
次の週、9日もものすごく行き渋りをした。その日は区役所で手続きをしたり、郵便局で粗大ゴミ回収の手数料を払いに行く日だった。息子に「保育園に行けば遊べるけど、お休みするなら遊べない時間がいっぱいあるよ」と言うと了承。きっと「あそびたい」とぐずるだろうから、そのときに「だから言ったじゃん」と言うつもりだった。だが、予想ははずれ、ちゃんと大人しく着いてきてくれた。
珍しくお昼寝をしてくれたのだが、起きたときに「さむい」と言った。嫌な予感は的中し、38.7℃のお熱。慌てて小児科の予約をし、なんとか連れて行くも「インフルやアデノの検査キットが品薄だから、現時点では検査できません。高熱が続くようなら検査するのでまた来てください」と言われ、解熱剤が処方された。「座薬と粉薬どちらにします?と聞かれ、座薬は使ったことないし、粉薬はアイスに混ぜても拒否するので悩んでいたが、「お悩みのようなので両方お出ししますね」といってもらえた。
高熱のせいか夕飯(ゼリーとかリンゴとか)を全く食べてくれず、アンパンマンの野菜ジュースを半分飲んでおしまい。まずいと思って寝てる隙に座薬を入れようとするも、起きちゃって激ぐず。無理矢理おしりにいれたが、今後は無理そうかな、と思った。なので旦那に仕事帰りに市販の解熱剤を買ってきてもらった。
次の日の朝、目覚めると息子が「パパと ずっと (いっしょ)が いーい!」と泣いていた。旦那が抱っこしてなだめるも、10~15分ほど続いた。私が起きる前からそうしていたのかは聞き忘れたが、とにかく旦那と一緒がいいと泣いていた。旦那が会社に行くときギャン泣きしたので、なだめようと近づくと「パパとがいい!ママやだ!」と言って拒否された。が、想定より早く機嫌が治った。
夕方に市販の解熱剤を見せ「お熱が下がる魔法のお菓子だよ」と言って食べさせたが、「にがい!!!」と言われてしまった。次からはダメそうだ。
今度は咳をするようになったので、木曜に予約を取った。その日は旦那が休みのため、連れて行ってもらうようお願いした。旦那と息子が病院に行っている間に、薬を混ぜるためのアイスを用意したりした。
自宅保育が続いてしんどくなっていたようで、土曜の夜に泣いてしまった。そうしたら息子は「うるさいなー!!!」と怒り、頭がおかしくなりそうだった。本当にしんどかった。寝る時間になると「ママの かお みたくない!」と言われてとても悲しくなった。
日曜の夜、旦那が息子の寝かしつけをしていたとき、「(保育園の)おやすみ さいごなの やだ」とメソメソしていたそうだ。
そして今日。登園を渋る息子を、旦那と2人で無理矢理保育園まで連れて行った。息子は「はやく おむかえに きてね」と泣くが、「それは約束できない。いつもと同じ時間に行くよと言って、更に泣かせてしまった。
明日の登園は今日より難しいだろう。しかし、引越し前というのもあり、ずっと自宅保育するのは無理だ。いや、引っ越しがなくても長期間の自宅保育はきびしい。旦那が休みのときに私のフリータイムを作ってくれるが、それでもつらい気持ちは完全回復はしない。
2月に転園できたとしても、そこでも登園を渋るだろう。慣らし保育があるので、1週間くらいは数時間しか預かってもらえない。そのときに私がどうなってしまうのか。怖い。怖すぎる。