でも、和解はしない。
以前、父と和解することにしたという記事を書いたが、やっぱりやめることにした。記事を書いてからは、母から週に2〜3のペースで手紙が届いていた。日記のような内容で4〜5枚あり、読むのも返事も大変だった。
そして母は父と毎日のようにケンカするようになったらしく、仲を取り持ってくれそうになかった。
その後、引越しして快適な暮らしをおくっていた。面倒な手紙はもう来ない、楽だなって。
そうしたら、今月頭に母から「良い加減、お父さんと仲直りして下さい」という手紙が届いた。顔を合わせてお互いに謝罪する場をセッティングして欲しいと思っていたこともあり、なんだかもう面倒になってしまった。
今ならいい歳した大人がそこまで求めるのは変だな、と思うのだが、なんだか裏切られたように感じてしまったのだ。
そして、父にはお詫びのメールを送った。
「息子が赤ちゃんの頃に散々お世話になったのに、あんな形で縁を切ろうとして申し訳ありませんでした。また、私が病気になったときに賃貸用に購入したマンションに住まわせてくださり、ありがとうございました。そのおかげで貯金ができ、マンションを買うことができました」といった内容だ。
それに対して父からの返事は「分かってもらえて、良かったです。」の一言。
それを旦那に話すと、「「こちらこそ強く言いすぎたかもしれません」的な言葉から始まらないあたり、僕は受け入れられないな」とのこと。
父の中では私だけが悪いと思ってるんだなという事実が辛かった。
お詫びのメールを送ったが、それは今までの非礼をちゃんと謝罪したかっただけ。以前のように仲良くすることはできない。